DVD:指導のコツをつかめる!理論に基づくブロック強化法 ~リードブロックシステムをベースとしたトータルディフェンスの構築~ 【全3巻】

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【 ブロック強化法DVD発売開始 】


弊社代表、河部誠一がブロックの指導法・練習法をDVDとして発売することになりました。

ロサンジェルス五輪金メダル監督、ダグ・ビル氏や、元ブレイザーズ・JTサンダース監督のゴーダン・メイフォース、さらにはリードブロックの共同開発者といわれる、故カール・マクガウン氏などから、直接リードブロックシステムを学び、数多くのトップレベルのチームを指導して得た経験と、独自の探求から再構築したブロック理論をもとに、わかりやすくまとめています。

全3巻構成で、第1巻「技術編」、第2巻「戦術編」、第3巻「ドリル編」となっています。

ブロックの“しくみ”がわかれば指導ができる!

ブロックは、最も難しいバレーボールスキルとよく言われます。しかし、最も情報が少ないのもブロックではないでしょうか。

このDVDは、これまで語られることの少なかったブロック指導について、ブロック基礎技術論や戦術論、運動学習論、物理法則、統計学などの理論に裏付けられた、より深い解説をしていきます。

日本ではレシーブを鍛えることが得意な指導者が多いので、ブロック練習よりレシーブ練習に時間を割いた方がチームを強くできると考えられている方が多いと思います。

しかし実際には、ブロックを強化すると、レシーブがより効果的に活きるようになり、「トータルディフェンス」へとレベルアップすることができます。

早く始めるほど、選手の将来にプラスになる

ネットから手が出ないからブロック練習をしないという指導者もいるでしょう。しかし、基礎スキルのひとつとして身に着けておけば、選手の将来に必ずプラスになります。 また、相手アタックを誘導するブロックを学べば、高さがなくてもブロックを機能させることはできます。

これまで河部が関わってきたチームの指導者の多くが、ブロック指導の楽しみを知り、ブロック強化に本格的に取り組むようになってきました。今回のDVDではそんなチームに実技協力をしていただくことができました。2017年の春高の男女優勝校である、駿台学園高校男子バレーボール部と、下北沢成徳高校バレーボール部です。

実技協力をしていただいた2校の監督にコメントをいただきました

河部から直接ブロック指導法を学んだ皆様からコメントをいただきました

河野 仁司 氏(神奈川県/石田 JVC)

練習会や招待試合で県内外、男女を問わず数多くのチームと交流させて頂いておりますが、「あのチーム、ブロックがちゃんと機能してれば、もっと強いのにな…」と思うことが頻繁にあります。それくらいブロック指導に重点を置く指導者は少ないと思います。なぜ?【スイングブロック】なのか。【4 つの効果(目的)】と有効な順番。考え方も含めて、ブロック指導をする事でブレイク率は確実に上がり、試合に勝てる要素は増えます。単なる 1 つのスキルではなく、チームが勝利を得るためのトータル戦術であることは間違いないと思います。

小学生を指導するようになって 3 年目の後半から本格的なブロック指導をするようになり、5 年目で初めてブロック(の効果)でゲームを制することを実感できました。押し込まれている状態でのドシャットからの逆転優勝。相手アタッカーのミスによる優勝決定。相手エースの 3 本連続ドシャットでジャイアントキリングなど。要所でブロックの効果が発揮され、試合を制することが出来ました。

そして何よりの効果が、教え子達が次のステージ(中学や高校、大学)で活躍できていることです。小学生の指導者にとって教え子達が上で通用するように育ってくれることがなによりの幸せだと思います。

終わりに、ブロックは相手あってのスキルなので、選手自身に成功体験をどう実感させるかが難しく、指導するのに時間と我慢が必要です。チーム、選手達の今を見るのか? それとも将来なのか? そういう葛藤も出てくるのも事実だと思います。

最後に、「お願い気付かないで!」と思う様なブロック指導 DVD です(笑)…

中澤 清孝 氏 (神奈川県/緑台JVC)

河部さんとの出会いは、数年前になります。当時、ブロックの話を伺っても、なかなか理解できませんでしたが、何度か話を聞き、実践指導して頂く中で衝撃を受け、ブロックの奥深さを初めて知りました。

とは言え、自分自身も技術指導には相当の自信を持っていたつもりでしたが、ブロックに関する知識がいかに不足していたかを改めて思い知らされました。私が衝撃を受けたブロックの理論、指導方法が全て詰まっているのが、この DVD です。河部さんのブロック指導を通じて、チーム全体が以下の共通認識を持てるようになり、ブロック練習が楽しくなるとともに、チーム成績も上がっていきました。

①ブロックの成功とはどんなことか
②ボールは相手コートにあるにも関わらず、こちら側が支配している感覚
③ブロックに飛ぶ前に「止まる」と思える感覚
④ブロック戦術として相手スパイカーのミスを引き出した時の喜び

これまでの神奈川県大会優勝、関東大会優勝の陰には、河部さんのブロック指導があったことは間違いありません。今年は小さなチームですが、それでもブロックは拘りを持って楽しく練習しています。

杉浦 清採 氏 (神奈川県/相武台中学校)

河部誠一さんと知り合ったのは、緑台 JVC 中澤監督の紹介で、約 2 年前にバレーボールのご指導を頂いた時です。ご指導頂いた内容は、今回ビデオのブロック技術についてです。それまで、私はブロックに関し指導の理論理屈はなく「目を開けろ! 相手を見ろ! 相手の正面で前に手を出せ!」とただ怒るだけの指導でしたので、河部さんからの指導を受けて感激したのを覚えています。

相武台中学校の近況ですが、平成 24 年は関東ベスト 8 にて東京全中、26 年は関東ベスト 4にて高知全中、28 年は関東ベスト 8 にて富山全中に参加し、いずれも夏県総体を優勝しました。

河部さんのブロック指導を受けるまで、相武台中学校は関東大会で対戦する相手(東京の私学チーム等)と比べ、背が低くレシーブ中心のチームで、根性バレーで戦ってきました。しかし、やはり東京の私学チームには勝てずにいました。ですが、河部さんからブロックのご指導を頂いた夏の総体で県大会を優勝し、関東大会 2 回戦目で対戦した東京の私学チームに勝つことができました。ビデオの中でのブロックの 4 つの要素であるキルブロック、ソフトブロック、ゾーンブロック、プレッシャーブロックや、外中ブロックなどに取り組んだ結果、長身選手の多い東京の私学チームに勝てたのだと感じています。

今回の DVD を見させていただいて、最近のバレーボール理論や共通言語が学べる内容になっていると感じました。ブロックは私が現役時代に経験した経験論でしか指導できていなかったので、試合の中で結果だけにとらわれた指導方法だったのですが、ブロックの個別練習に取り組み、ブロックの約束事を明確にすることにより、ミスの原因が明確になりました。レシーブ練習は少なくても、ブロックを強化することによって、レシーブする範囲が狭まり、結果的に、レシーブが上がるようになっていると感じます。

この DVD は、昔ながらのレシーブ中心の根性バレー指導から、理論をもったバレー指導にかわるきっかけになると思います。「相手がアタックミスをしてくれてラッキー」が、「ブロックのプレッシャーで相手にミスをさせた」、また、「相手にストレートを打たれた」が、「ブロックで相手の攻撃をストレートに誘導した」と考えられるようになりました。速く動くためにクロスオーバーステップが有利であることに気づき、スイングブロックが高さやスピードに優れていることなど、多くを学べる内容です。身長が小さいチームだからこそ、大きな選手に負けないようにブロックを学ぶ必要があり、ブロック指導に生かせる内容だと思います。

海川 博文 氏 (東京都/駿台学園中学校)

今回の河部誠一氏(バレーボールアンミリテッド代表)のブロック強化法のDVDは、今までにはないわかりやすいものになっています。ともすると一番指導するのに苦労するブロック技術の指導におけるポイントやコツを、パワーポイントや実際の画像を使って、わかりやすく、論理的に、解説されています。初めてバレーボールを指導する人から、高いレベルのバレーボールを指導する人まで、とても参考になるDVDです。私も指導の参考にさせていただき、ブロック指導に関する意識が変わりました。また生徒たちも河部さんの指導を直接受けて、基本技術の向上はもちろんのこと、試合中によく考えて、自分たちで工夫するようになりました。そしてその結果として、今回の全中優勝につな がったと思っています。

山田 晃豊 氏 (NECレッドロケッツ)

日本のバレーボール界に、様々な角度から世界基準を根付かせた河部さんならではの、綿密な理論構成をもって解りやすく解説された、注目のブロック強化メソッドです。ジュニアクラスからシニアクラスまで、トータルディフェンスの構築に必要な要素を、系統立てて学ぶことが出来ます。この教材によって、指導方法や練習方法に迷っている方や、引き出しを増やしたい方に、新たな視点が与えられ、日本のバレーボールの発展につながっていくことを願っています。